JHARG療法

若年者の脂肪幹細胞が放出する様々なエキスを原料に製造される「AAPE」を使用する、「HARG」治療。
登場以来、この分野の治療法としてブランド化され確固たる地位を築いてきました。
しかし、登場から10年以上経つと「AAPE」と同等の様々な製剤が誕生しました。
中でも、当院では同等の国産製剤を使用した治療を「JHARG」と名付けて導入しています。
「HARG」治療に使われる「AAPE」は海外製剤のため供給に不安定な場合がありますが、「JHARG」治療に使われる製剤は国産のため安定供給されます。
でも最大の魅力は、濃度が濃いため発毛効果が高く、かつ国産製剤のため海外製剤より安価で患者様に提供出来る点です。

当院でも、「HARG」治療で効果をお感じにならなかった患者様にご了承を頂いた上で「JHARG」治療を試したところ実際に効果をお感じ頂いたので、本格導入に至りました。

当院での治療の特徴（メリット）

毛根が失われた場合は期待出来ませんが、毛根が生きている限りは発毛が期待出来ます。
ところが、世間の評価は芳しくありません、患者様のご期待にお答えするのが難しいからです。
少しでも患者様のご期待にお答えするため、海外のHARG製造元を訪ねたり、日本で最もHARG治療の症例数が多く最も患者様の満足度が高い先生に直接教えを請いました。

改善すべき問題点が分かりました。
一点目は、適応となる患者様が限られます。毛根が生きていないと効きません。
毛根が失われて完全に禿げた方は痛いだけで効果が全く期待出来ません。

二点目は、毛根より浅層に薬剤を注入しなければなりません。
毛根より深層に注入しても毛根に薬剤が行き渡らないため、痛いだけでこれまた全く期待出来ません。

ところが、毛根より深層に注入しない様にいくら注意していても、市販の針で注射するとどうしても深層に刺さってしまいます。
そこで当院では浅層に薬剤を注入出来る自動注射器を使い、確実に薬剤が毛根に行き渡る様にしました。
この自動注射機による注入は、HARG治療からJHARG治療にも引き継がれました。

その後、令和6年12月3日に開催された日本医療毛髪再生研究会(前述の日本で最もこの手の治療で症例数が多く最も患者様の満足度が高い先生が会長をなさっておられます)のセミナーにて、特注針による手射ち注射の方がより効果的であると発表されました。
したがって、当院では特注針による手射ち注射にて注入致します。

以上に述べた様に毛根が失われている場合は全く期待出来ませんが、毛根がおありなら試されるのも良いでしょう、手遅れにならない間に！

また、JHARG療法は直接頭皮に薬剤を注入するため、施術時に多かれ少なかれ痛みが生じます。
当院では可能な限り痛みを抑えるために、注入時に笑気麻酔を吸入して頂きます。
痛みがご心配な患者様も安心なさって治療をお受け頂けますので、どうぞお気軽お問い合わせください。