24鼻尖形成(3D Mesh Ball移植)
ごめんなさい、当院ではこの手術は現在行っていません。
当院での使用実績があるPRCの安定供給が再開されたり安全な代替品が登場したら手術も再開致しますが、現時点では全く目処が立っていません。
PRCの代替品として登場した3D Mesh Ballでしたが、恐らく日本で最も使用実績のある他院様でお受けになった患者様が肉芽腫を生じて立て続けに来院なさいました…。
当院でお受け頂いた患者様には今のところその様な患者様はおられませんが、「身内にお薦め出来ない治療は患者様にもお薦めしない。」と云う当院の方針に基づき、この手術は現在行っていません。
勿論、当院で3D Mesh Ballを用いた手術をお受け頂いた患者様に対してのアフターケアは徹底致します、御安心ください。
顔全体のバランスに大きく関わってくるのが鼻です。顔の中心部分にある為、鼻の高さ・大きさ・位置で顔の印象を変えることが出来るのです。
美人顔の条件として「Eライン」(※1)が良くあげられますが、Eライン上に唇が位置していることが理想的、とされています。
つまり、鼻、あご、唇が一直線上に位置すると、横顔も大変バランスがよく、「黄金比」に叶った美人顔として評価される顔立ちと言えます。
このEラインを手軽に手に入れるためには、「24鼻尖形成」手術がオススメです。
特に、だんご鼻が気になる方、鼻尖(鼻先)が上を向いている方、鼻尖を高くしたい方、ワシ鼻の方、正面から見たときに鼻の穴が気になる方にオススメの治療方法です。
鼻孔(鼻の穴)の中から数ミリ切開して軟骨を鼻尖に移植するだけで、理想の鼻尖に形成することが可能ですし、傷跡が残る心配もございません。
ブタの軟骨を原料にヒトへの安全な移植製材として開発されたPRC…。
ヒト体内での吸収率も表面のみ10~20%(当院での5年間の実測値)に留まり拒絶反応も起きず、簡単に安全に半永久的に鼻尖を整えることが出来ました。
ところが、今年春頃にメーカーが製造を終了した様で、安定供給されなくなりました。
代替品として保存軟骨(ヒトの御遺体より摘出した軟骨を原料とした移植製材)も考えたのですが、元々気分的に保存軟骨を使いたくなくてPRCを使い出した経緯がありましたので、当院でのPRCの在庫が無くなり次第24鼻尖形成術も終了する予定でした。
そこにPRCの代替品として登場したのが、吸収性PCLを原料とした3D Mesh Ballでした。
吸収性PCLとは、吸収縫合糸の原料で約2年で体内に吸収されます。
3D Mesh Ballも約2年で吸収されますが、メーカー曰く2~3週間目よりその微細構造に肉芽組織が入り込み、2年目以降も自然に定着するとのことです。
そこで当院では、3D Mesh Ballを用いた24鼻尖形成手術のモニターを募集致します。
通常のモニターと違って2年以上の長期で経過を拝見させて頂きます。
発案者の医師もメーカーもしっかりしているので、製材自体は問題ないと思われますが、いかんせん実績不足です。
新たに形成された鼻尖の形がメーカーの主張通り移植から2年目以降も維持されるか否か、正直分かりません。
最悪、2年目以降に2回目の3D Mesh Ballの移植が必要になるかもしれません。
そのことを御了承の上でモニターに御応募くださいませ。
勿論、手術や処置が終わったら責任を持たずに患者様を放置する様な方針でない当院ですから、2回目の3D Mesh Ballの移植をお受けになる時はモニター価格より更に割安価格で提供させて頂きます。
(※1)「Esthetic Line」の略であり、歯科医ロバート・リケッツが1954年に提唱した美の基準のひとつで、人間の横顔で鼻先と顎先を直線で結んだラインのことを言います。
当院での治療の特徴(メリット)
通常、患者様ご自身の組織を使った「耳介軟骨移植」が一般的ですが、この方法は耳の後ろを約2cm切開してご自身の軟骨組織を切除する方法の為、傷跡が残ってしまうことになります。また、耳の後ろの傷は治りにくく、暫く糸が付いた状態になる為、あまりオススメしておりません。
そこで当院では移植用ブタ軟骨(PRC)もしくは吸収性PCL製材(3D Mesh Ball)※2を使用した「PRC移植」もしくは「3D Mesh Ball移植」を行っており、鼻孔の中以外には傷を作らずに手術をさせて頂きます。手術自体も短時間で終わる為、手軽で簡単に鼻尖を整える事が出来るオススメの治療方法です。また術後の固定が必要無い為、手術直後でも他人に気づかれる心配もございません。
(※2)ブタ生体由来移植用製品は心臓血管外科(心臓弁)や形成外科領域(皮膚)ではすでに医療用として使用されており、人体への親和性が極めて高く、安全性にも優れています。
24鼻尖形成 詳細
治療内容 | 24鼻尖形成(PRC移植→3D Mesh Ball移植) |
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麻酔 | 局所麻酔 |
治療時間 | 30分 |
処方薬 | 抗生剤・鎮痛剤 |
通院 | 経過診察
1週間後・3ヶ月後 |
ダウンタイム (回復期間) |
腫れ
2~3日間程度 |
痛み
2~3日間程度 |
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内出血
1週間程度 |
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清潔 | シャワー浴
当日から可能です。 |
入浴
当日から可能です。 |
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メイク
当日から可能です。 |
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注意事項 | 治療後、完全に鼻尖が安定するまでは鼻を強くかむなど、触らないようにしてください。 |
うつ伏せ寝・強い力での顔マッサージは1ヶ月間お控えください。 | |
治療部位の血行が良くなると、腫れ・赤み・痒みが出たり増したりすることがあります。 | |
そのため、治療後24時間は、飲酒・激しい運動・長時間の日光浴・サウナなど高温の場所で長時間滞在は避けてください。 |
症例紹介
症例1
症例2
症例3
主なリスク・副作用など
施術説明 | 鼻孔(鼻の穴)の中から数ミリ切開して3D Mesh Ballを鼻尖に移植し、理想の鼻尖に形成する手術方法です。 |
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主なリスク・副作用 | 痛み、腫れ、内出血、切開創の硬さ、違和感、感染症、赤み、左右差 |
料金 (税込) | 220,000円 |
治療料金
診療項目 | 料金 |
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24トゥエンティーフォー鼻尖形成 (3D Mesh Ball移植法) (クローズ法) モニター料金 (税込) |
¥137,500 |