乳輪縮小
胸全体から比べると乳輪が大きすぎることを「乳輪肥大」と言います。
「先天的に乳輪が大きい」「授乳により大きくなってしまった」など、バストサイズと同じくらい乳輪の大きさに悩む女性は少なくございません。
ですが、乳輪の大きさが気になる場合には、乳輪の皮膚を部分的にドーナツ型に切除縫合して、乳輪を小さく修正することが可能です。
乳腺を傷つけることもなく授乳にも影響のない方法での治療です。
当院での治療の特徴(メリット)
手術は笑気麻酔と局所麻酔を使用致します。
当院での手術方法は乳輪の縁または乳首の付け根に沿って、ドーナツ型に乳輪の皮膚を切開、切除して縫合することによって乳輪の直径を小さくします。
※HP画像参照
単純に縫合すると術後に再び乳輪が大きくなったりする可能性がございますので、皮下に巾着縫合を加えてこれらを防ぎます。
乳輪外側をドーナツ型に丸く切除してサイズを縮小する方法と、乳頭基部の円周を切開し、縫い縮める方法の2種類がございます。
どちらの治療が適しているかは、乳房・乳輪乳頭の大きさや状態に適した方法をご提案致します。
どちらの方法も、乳腺を傷つけることもなく、授乳にも影響はございません。
また、再度肥大する可能性ですが、手術後にバストサイズのアップや妊娠、授乳等があれば肥大する可能性もございます。
仮に再度肥大した場合には、再手術によって縮小させることが出来ます。
デメリットとして、傷跡が目立ちにくい乳頭の手術と比べると、乳輪部の切開は縫合の傷跡が目立つ可能性がございます。
時間の経過と共に徐々に薄くなりますが、数か月かかる場合もございます。
また、乳輪が大きいと悩む方の中には、色が濃いために目立っているというケースもよくございます。このような方には、美白効果の高いトレチノインとハイドロキノンによる塗り薬や美白内服薬をオススメしております。
乳頭基部一周をドーナツ状に切除します。
吊着縫合をかけます。
吊着縫合を締めて乳輪の外形を縮小させます。
乳輪縮小 詳細
治療内容 | 乳輪縮小 |
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麻酔 | 笑気麻酔+局所麻酔 |
治療時間 | 1時間程度 |
処方薬 | 抗生剤・鎮痛剤 |
通院 | 抜糸
1週間後 |
経過診察
1ヶ月後 |
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ダウンタイム (回復期間) |
腫れ
2週間程度 |
痛み
1週間程度(鎮痛剤でコントロール可能です) |
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内出血
2週間程度 |
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むくみ |
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拘縮 |
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完成
3ヶ月~6ヶ月後 |
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清潔 | シャワー浴
患部を濡らさなければ当日から可能です。 |
入浴
1週間後から可能です。 |
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注意事項 | 手術当日はできるだけ安静にお過ごしください。 |
患部はガーゼで保護しますが、ワイヤーなしのブラジャーか柔らかいブラジャーをお使いください。 | |
(痛みがある場合はブラジャーの着用をお控えください。) | |
飲酒や運動は1週間控えてください。 | |
乳輪を縮める際に皮膚を寄せ集めて縫合していますので、数ケ月程度は赤みやツッパリ感を伴う場合があります。 | |
うつぶせ寝、患部の圧迫は控えていただき、乳頭・乳輪への強い刺激は1か月程避けていただくようにしてください。 |
治療料金
診療項目 | 料金(税込) |
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乳輪縮小 | ¥330,000 |