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ハムラ法

ハムラ法

ハムラ法とは

ハムラ法とは、目の下のたるみの原因となる眼窩脂肪(がんかしぼう)を加齢などで生じた目の下のくぼみに移動させる施術法です。
医師のDr.Hamuraによって考案された手術法で、正式には「眼窩脂肪移動術」と呼びます。
眼窩脂肪を切除せず頬骨溝(目の下の凹み)に移動させることで、たるみやふくらみなどで凹凸になっていた下まぶたが平らになります。
目の下の凹凸が改善することで、自然な若々しい印象の目元を取り戻せます。
一度で目の下のたるみやクマ、凹みなどを同時に解消することができるため、人気の高い施術です。

当院での治療の特徴(メリット)

ハムラ法は、とても繊細な技術が必要な手術方法です。
当院では、経験豊富な形成外科専門医が担当します。
細かい縫合技術により、術後の傷痕もほとんど目立たなくなります。

このようなお悩みのあなたにおすすめ

  • 目の下の脂肪が目立っている
  • 実年齢よりも年上に見られる
  • 疲労や睡眠不足を心配される
  • メイクではカバーしきれなくなってきた
  • 加齢により目の下がたるんできた
  • 目の下のクマが気になる
  • 若々しい目の印象になりたい
  • ヒアルロン酸注射を繰り返すのが面倒
  • 目の下のクマとたるみを同時に解消したい

目の下のたるみ・膨らみ・クマの原因

目の下のたるみや膨らみ、クマはどうして発生するのでしょうか?
その原因について、下記で詳しく解説します。 最近、目元の印象が変わってきたように感じている方は是非チェックしてみましょう。

黒クマ(影クマ)

目の下に影ができることによって、黒く見える状態です。
黒クマは眼窩脂肪の膨らみ(目袋)の下が影になって生じる現象で、皮膚自体が黒く変色しているわけではありません。
青クマと判断が難しい場合は、目尻を引っ張ってみましょう。
黒クマは皮膚が引っ張られると、黒い影が目立ちにくくなります。
反対に青クマであれば血流が滞って静脈が透けている状態のため、目尻を引っ張っても変わりません。

眼窩脂肪によるたるみ

目の下に脂肪の膨らみができて、皮膚とともにたるんでいる状態のことを指します。
眼窩脂肪が圧迫されて前方に突出することで、このたるみは生じます。

目の下の凹み

眼窩脂肪が加齢と共に減少するタイプの方は、目の下(頬骨溝)が凹みやすくなります。
目の下の凹みの正体は、皮膚の下にある靭帯が骨と直接癒着している箇所に起こるものです。
脂肪が少ないとこの癒着が目立ちやすく、目の下の凹みが筋のように現れることがあります。

次に挙げられる原因が、頬の脂肪の下垂です。
眼輪筋の衰えによる眼窩脂肪のふくらみを放置していると、下まぶたの膨らみと頬の下垂してしまった境目が凹んでみえることがあります。

表ハムラ法と裏ハムラ法の違い

ハムラ法には、表ハムラ法(経皮ハムラ法)と裏ハムラ法(経結膜的眼窩脂肪移動術)の2種類が存在します。
両者にはどのような違いがあるのでしょうか? 下記で、解説します。

余剰皮膚を切除するかしないか

表ハムラ法と裏ハムラ法の大きな違いは、余剰皮膚を切除するかしないかです。
表ハムラ法は下まつ毛の生え際約1〜2㎜下を切開し、目の下のたるみにアプローチします。
直接皮膚を切開するため、目の下の皮膚のたるみも同時に取り除くことができます。
傷跡は時間とともに、綺麗に治っていくので目元に傷がつくという心配はありません。

対して裏ハムラ法は、目の下の裏側(結膜側)を数㎝切開してお悩みにアプローチします。
肌表面に傷はつきませんが、裏ハムラ法では余剰皮膚を切除することはできません。
目の下のたるみが少なく、膨らみや凹みのみが気になる方は、裏ハムラ法が適しています。
反対に目の下のたるみに特化して治療したい方や、目の下の膨らみが大きい方、皮膚が垂れ下がっている方は表ハムラ法がおすすめです。

対象年齢

表ハムラ法は、目の下の皮膚のたるみがでやすい40代〜60代以上の方に適しています。
たるみが少ない20〜30代の方は裏ハムラ法が適しているといえるでしょう。

手術後の傷跡

裏ハムラ法は、結膜側(目の裏側)からアプローチするため肌表面には傷がつきません。
表ハムラ法は皮膚表面を切開しますが、下まつげの生え際から約1〜2mmのところにアプローチするため、時間が経てば傷跡はほとんど目立たなくなります。
当院では、さらに傷跡が目立たないよう極細の糸で丁寧に縫合を行っています。

手術のリスク

皮膚を切除しすぎると、外反(あっかんべーの状態)になってしまうリスクもあります。
裏ハムラ法は皮膚を切除することができないので、目元のリフトアップ効果はありません。
裏ハムラ法も眼輪筋の動きが一時的に弱くなるため、手術後1週間は目の下の感覚が鈍い場合があります。

ハムラ法と24目の下のふくらみ取りの違い

ハムラ法と24目のふくらみ取りの大きな違いは脂肪を捨てずに再利用するか、取り除いてしまうかの違いです。
下記で詳しく説明しますので手術方法で迷われている方は、是非参考にしてみてください。

眼窩脂肪を移動するか切除するか

ハムラ法は眼窩脂肪を切除せずに移動させて目の下のたるみをとりますが、24目の下のふくらみ取りは眼窩脂肪そのものを取り除きます。
施術は、下まぶたの裏側(結膜)を数㎜切開し、目のバランスをみながら余分な脂肪を取り出します。
切開するのは数㎜だけなので施術後の腫れなどのダウンタイムが短く、施術直後からメイクが可能です。

また、24目の下のふくらみ取りは、脂肪注入やPRP注射との併用が可能です。
目の下の凹みが広範囲で強く大幅にボリュームを追加したい方には、ハムラ法より24目の下のふくらみ取りが適している場合があります。

対象年齢

24目の下のふくらみ取りは、眼窩脂肪がもともと張り出していて目の下にほとんどシワのない20代〜40代の方に適しています。
目の下の凹みの範囲が広く出やすい40代〜50代の方もPRP注射や脂肪注入と併用されることで、自然なボリュームアップが実現します。

術後の涙袋

もともと涙袋はあるのに目の下の脂肪で隠れてしまっている方は、施術することで涙袋が出やすくなることがあります。
(ただし、これは体質によるもので24目の下のふくらみ取りを行なっても涙袋が出ない方や変わらない方もいます。)

この症状に当てはまる方で、ヒアルロン酸注射や脂肪注入などで涙袋を形成する場合、24目の下のふくらみ取りを行なってからでないと難しいことがあります。

手術のリスク

24目の下のふくらみ取りで眼窩脂肪を取り除きすぎると、かえって目の下の凹みが目立ちクマが悪化したように見えることがあります。
さらに再配置する脂肪がなくなるため、後でハムラ法を受けることができなくなる可能性もあります。
また、脂肪が減ることで、目の下の皮膚のたるみが目立ってしまうことがあります。

施術方法を選択する際は、どの方法が自分に合っているか医師と良く相談し、慎重に検討しましょう。
当院では患者様の目の状態に応じて、適量な脂肪を取り出すためバランス良く綺麗に仕上がります。

ハムラ法の特徴と効果

ハムラ法による目の下のたるみ取りは、以下のような特徴と効果が期待できます。
施術方法で悩まされている方は、是非参考にしてみてください。

目の下のたるみに効果的なハムラ法

ハムラ法は、目の下のたるみ取り治療の代表格といえます。
ヒアルロン酸注射や脂肪注入で目の下のたるみを目立たせなくする方法もありますが、これらの方法は定着しないというデメリットがあります。
ハムラ法は注入不要で、半永久的な効果が期待できます。
また、異物ではなく自身の脂肪を使うため、比較的安全に治療効果が得られます。

目の下のたるみと膨らみ・凹みを同時に解消

ハムラ法の1番のメリットは、なんといっても目の下のたるみや膨らみ、凹みを同時に解消できる点といえるでしょう。
目元のお悩みには年齢差や個人差があり、要因も様々です。
加齢などにより目の下のたるみだけではなく、凹みやクマなどが積み重なって症状となって現れている場合もあります。

ハムラ法では、このような複合的なお悩みも解消できるため非常に高い人気を誇っています。

皮膚のたるみやしわも同時に解消(経皮ハムラ法)

表ハムラ法では、目の下のお悩みにプラスして目の下の皮膚のリフトアップ効果も期待できます。
目の下のたるみを長期放置していると、目の下の皮膚も重力によって垂れ下がり、さらに頬も下垂することで余計に凹凸が目立つようになります。
目の下の凹凸が改善しても、皮膚のたるみやシワが目立っていると効果は半減してしまいます。
表ハムラ法で目の下のお悩みにアプローチし同時に余剰皮膚も切除することで、よりスッキリとした若々しい印象に近づけます。

若々しい印象に近づく

目の下のたるみや凹凸がなくなると、見た目年齢はおよそ5歳〜10歳若くみえるといわれています。
複合的な目の下のお悩みにアプローチできるハムラ法では、若々しい印象に近づくことが可能です。

ハムラ法の注意点

施術後1週間は、飲酒やサウナなどの体を温める行為は控えて頂いております。
また、施術後1週間は、コンタクトも装着できません。
コンタクトを使用している方は、施術当日眼鏡をお持ちください。

ハムラ法を受けることができない方

以下に当てはまる方は、ハムラ法を受けることはできません。
それ以外にも不明点や質問があれば、お気軽にご連絡ください。

  • 感染症をお持ちの方
  • 妊娠中、授乳中の方
  • 抗血液凝固剤を内服されている方
  • アナフィラキシーなどのアレルギーがある方
  • 血糖値のコントロールが不良の方(糖尿病等)
  • 治療箇所に重度の傷や皮膚疾患をお持ちの方

ハムラ法 詳細

治療内容 ハムラ法
麻酔 局所麻酔・ご希望により静脈麻酔
治療時間 両目3時間
処方薬 抗生剤・鎮痛剤
通院
抜糸
1週間後
経過診察
1ヶ月後
ダウンタイム
(回復期間)
強い腫れ
3日間程度
腫れ
2週間程度
痛み
数日間程度
熱感
数日間程度
内出血
1~2週間程度
清潔
シャワー浴
お目元を濡らさない様に翌日から可能です。
洗顔
翌日から可能ですが目元は治療後2~3日間濡らさないでください。
メイク
翌日からアイメイク以外は可能です。
(アイメイクは抜糸後から可能です。)
コンタクトレンズ
抜糸後翌日から可能です。
注意事項 洗顔フォームなど使用する場合は、洗顔フォームが傷口に残らないようにしてください。
手術当日は目元を冷やして下さい。
治療部位の血行が良くなると、腫れ・赤み・痒みが出たり増したりすることがございます。
そのため、治療後最低3日間は、飲酒・激しい運動・長時間の日光浴・サウナなど高温の場所での長時間滞在は避けてください。
また暫くの間は必要以上に治療部位を触らない様にし、顔のエステやマッサージは最低1週間お控えください。
アフターケア 治療後、気になることがございましたら、その都度診察させていただきます。
(診察代:無料)

症例紹介

ハムラ法 症例写真 1
ハムラ法 症例写真 2
ハムラ法 症例写真 3
ハムラ法 症例写真 4
ハムラ法 症例写真 5

主なリスク・副作用など

施術説明 下まぶたのふくらみの原因である眼窩脂肪を窪んでいる部分へ移動させ、たるんでしまった余分な皮膚も切除し細かく縫合します。
※裏ハムラ法の場合は皮膚切除は行いません
主なリスク・副作用 疼痛・腫れ、内出血、感染・左右差・瘢痕
料金 (税込) 表ハムラ 605,000円
裏ハムラ 495,000円

治療料金

診療項目 料金(税込)
ハムラ法 表ハムラ ¥605,000
裏ハムラ ¥495,000

ハムラ法についてよくある質問

Q. 表ハムラと裏ハムラの違いは何ですか?

A. 切開する箇所が違います。
表ハムラ法は下まつ毛の生え際を切開しますが、裏ハムラ法は目の下の裏側(結膜)を切開します。
裏ハムラ法は顔の表面に傷はつきませんが、余剰皮膚を切除することはできません。

Q. ハムラ法の痛みが不安です。

A. 当院では、局所麻酔を使用するため手術中に痛みを感じることはありません。
それでも不安な方には、静脈麻酔の追加も可能です。

Q. ハムラ法の手術後、目の下のたるみが再発する可能性はありますか?

A. 手術を受ける年齢にもよりますが、手術後は数十年という単位で効果が持続します。
その効果は半永久といえるでしょう。
ただし、手術後から再び老化は始まります。
睡眠不足や過度なストレス、喫煙、飲酒などは目の下のたるみが出やすくなる可能性があるため、生活習慣には気をつけましょう。

Q. ハムラ法の術後、化粧はいつからできますか?

A. 裏ハムラ法は施術当日から可能ですが、表ハムラ法は術後7日目(抜糸後の翌々日)から可能です。

Q. 表ハムラ法の術後の赤みや経過が気になります。

A. 術後1ヶ月から3ヶ月は赤みが出やすく、それ以降は徐々に目立たなくなります。
傷跡自体は、抜糸後メイクをすればほとんどわかりません。

当サイトの医師監修について

神成美容外科 上田直光 院長

上田直光 院長

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症例写真を掲載しているページにつきましては、施術説明、主なリスク・副作用・料金を表示しております。

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