鼻中隔延長(耳介軟骨移植)
顔全体のバランスに大きく関わってくるのが鼻です。顔の中心部分にある為、鼻の高さ・大きさ・位置で顔の印象を変えることが出来るのです。
美人顔の条件として「Eライン」(※1)が良くあげられますが、Eライン上に唇が位置していることが理想的とされています。 つまり、鼻、あご、唇が一直線上に位置すると、横顔も大変バランスがよく、「黄金比」に叶った美人顔として評価される顔立ちと言えます。
このEラインを手に入れるためには、「鼻中隔延長」手術がオススメです。
「鼻中隔延長」手術というのは、短い鼻や低い鼻先を修正するために鼻先を前方や下方に伸ばす手術です。
生まれつき鼻尖(鼻先)が上向きの方、L型プロテーゼによる変形で鼻が上を向いてしまった方、鼻尖が低く鼻尖の高さが欲しい方、ワシ鼻の方、正面から見たときに鼻の穴が気になる方にオススメの治療方法です。
この手術は鼻柱下部を切開して中の組織が見えるような状態で手術をするオープン法で行います。
左右の鼻孔の間、鼻中隔に移植用軟骨を移植することにより希望の長さや角度に延長して、きれいな鼻の形にする手術です。
(※1)「Esthetic Line」の略であり、歯科医ロバート・リケッツが1954年に提唱した美の基準のひとつで、人間の横顔で鼻尖と顎先を直線で結んだラインのことを言います。
【鼻中隔延長(保存肋軟骨)】
保存肋軟骨を用いる方法です。
ご自身の肋軟骨が採取不可能な場合等に使用します。
しっかりした医療処理がなされているので拒絶反応やウイルスが移る心配はなく、安全性に優れています。
【鼻中隔延長(耳介軟骨移植法)】
ご自身の耳介軟骨を採取し、移植する方法です。
当院での治療の特徴(メリット)
通常鼻中隔延長術は鼻孔の奥にある「鼻中隔軟骨」と併せて、耳の後ろから採取する「耳介軟骨」又は胸の「肋軟骨」を使用する方法が一般的です。
しかし、取り出した軟骨が小さめで固定しづらく安定しなかったり、採取部位に傷が残ることがリスクとしてございます。
その為、当院では患者様のご状態やご希望により、保存肋軟骨を使用する事も可能です。
鼻中隔延長(耳介軟骨移植) 詳細
治療内容 | 鼻中隔延長 |
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麻酔 | 静脈麻酔+局所麻酔 |
治療時間 | 60分 |
処方薬 | 抗生剤・鎮痛剤 |
通院 | 固定除去
3日後 |
抜糸
1週間後 |
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経過診察
1ヶ月後・3ヶ月後 |
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ダウンタイム (回復期間) |
強い腫れ
1週間程度 |
腫れ
3週間程度 |
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痛み
3日間程度 |
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熱感
3日間程度 |
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内出血
2~4週間程度 |
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むくみ
1~3か月程度 |
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キプス・鼻栓 (固定) |
鼻先の皮膚の大部分を剥離して中の軟骨を操作するため、皮膚と軟骨がずれないように術後3~7日間 |
ギプス固定と鼻栓をしていただく必要がございます。 | |
鼻栓は翌日ご自身で外してください。 | |
清潔 | 洗顔・洗髪
3日目(固定除去後)から可能です。 |
メイク
3日後(固定除去後)傷口を除いてのメイクは可能です。 |
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入浴
固定が濡れなければ翌日から可能ですが、長時間はお控えください。 |
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注意事項 | 固定を外した後も完全に鼻尖が安定するまでは鼻を強くかむなど、触らないようにしてください。 |
うつ伏せ寝・強い力での顔マッサージ・歯の治療(口腔開大)は1ヶ月間お控えください。 | |
治療部位の血行が良くなると、腫れ・赤み・痒みが出たり増したりすることがあります。 | |
そのため、治療後24時間は、飲酒・激しい運動・長時間の日光浴・サウナなど高温の場所で長時間滞在は避けてください。 |
症例紹介
(+隆鼻術・鼻尖縮小・鼻尖形成・鼻中隔延長・顎プロテーゼ)


(+隆鼻術・鼻尖縮小・鼻尖形成・鼻中隔延長・顎プロテーゼ)


主なリスク・副作用など
施術説明 | 短い鼻や低い鼻先を修正するために鼻先を前方や下方に伸ばす手術です。左右の鼻孔の間、鼻中隔に移植用軟骨を移植することにより希望の長さや角度に延長して、きれいな鼻の形にする手術方法です。 |
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主なリスク・副作用 | 痛み、腫れ、内出血、切開創の硬さ、違和感、感染症、赤み、左右差 |
料金 (税込) | 605,000円 |
治療料金
診療項目 | 料金(税込) |
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鼻中隔延長(保存肋軟骨移植) | ¥495,000 |
鼻中隔延長(耳介軟骨移植法) | ¥605,000 |