
年齢を重ねるにつれて肌の老化が目立つようになると、特に”老け見え”の原因となる顔のたるみは、大きな悩みの一つとなります。
そんな頬のたるみによる「ほうれい線」や「二重あご」、顔の印象を大きく変える「目元のたるみ」などにお悩みの方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、顔のたるみの原因や対策、改善方法などについて詳しく解説させて頂きます。
当院でも行っている根本的な改善が期待できる「幹細胞治療」についてもご紹介しているので、顔のたるみでお悩みの方は是非最後までご覧下さい。
そもそも顔のたるみとは?まずは基礎知識から

顔のたるみとは、皮膚や筋肉の弾力が失われ、重力に逆らえずに皮膚が下がってしまう状態を指します。
頬や顎のたるみは特に目立ちやすいため、顔全体の印象を変えてしまいます。
まずは、顔の部位によるたるみの違い、年代別のたるみの特徴などについて見ていきましょう。
顔のたるみ、頬のたるみ、顎のたるみに違いはある?
顔のたるみと言っても、頬のたるみや顎のたるみなど部位によって違いがあります。
頬のたるみは、頬の上部の脂肪や筋肉が下がることで起こり、ほうれい線が深くなる原因にもなるため老けた印象を与えます。
一方、顎のたるみは二重顎の原因となり、フェイスラインがはっきりしなくなるため、顔全体がぼやけた印象になりがちです。
たるみは年齢とともに進行しやすいですが、生活習慣や毎日のスキンケアなどで予防や改善が可能です。
顔がたるんでいるか見分けるには?
顔がたるんでいるかどうかを見分ける方法はいくつかありますが、最も簡単な方法は、鏡を見て顔の輪郭やほうれい線の深さを確認することです。
もう一つは、指で頬や顎の皮膚を軽くつまんで肌の弾力があるかどうかを確認する方法です。
弾力がないと感じる場合は、たるみが進行している可能性があります。
さらに、スマートフォンで写真を撮って自分の顔を客観的に見るという方法もおすすめです。
普段は気づかない細かな変化も、写真を見ることで気づくことがあるかもしれません。
年代別たるみの特徴まとめ
顔のたるみは年代によって少し違いがあります。
年代別のたるみの特徴を以下の表にまとめてみました。
年代 | たるみの特徴 |
---|---|
20代 | まだ大きなたるみは見られないことが多いです。 ただし、生活習慣の乱れや紫外線の影響で、早期にたるみが始まることがあります。 |
30代 | 頬や目元の皮膚が少しずつ緩み始め、ほうれい線が目立ち始めます。 早めに対策する事が重要です。 |
40代 | 頬のたるみが目立つようになり、フェイスラインがぼやけて見えることがあります。 顎のたるみも特に気になる年代です。 |
50代以上 | 顔全体のたるみが進行し、皮膚の弾力が大きく失われていきます。 リフトアップ施術などの美容医療も一つの選択肢となるでしょう。 |
たるみの予防や改善には、それぞれの年代に応じたスキンケアや生活習慣の見直しが大切です。
さらに、気になり始めたら早めに対策する事が重要!老化現象の一つである顔のたるみは避ける事はできません。
しかし、正しい知識と対策で進行を遅らせることは可能です。
顔のたるみの原因!意外な理由でたるむ事も?

顔のたるみは、年齢を重ねるにつれて多くの人が気になる問題の一つです。
その原因はさまざまですが、ここでは考えられる主な原因について解説していきます。
乾燥
肌は乾燥すると、弾力を保つために必要な水分が不足して皮膚が硬くなります。
この状態が続くと、肌のハリが失われ顔がたるみやすくなります。
紫外線
紫外線も顔のたるみの大きな原因の一つになります。
紫外線は肌のコラーゲンを破壊して弾力を失わせるため、皮膚がたるみやすくなります。
紫外線対策を怠ると肌の老化が加速し、顔のたるみは進行します。
筋力の低下
顔の筋力が低下すると、皮膚を支える力が弱くなり、顔がたるみやすくなります。
特に表情筋の衰えは顔のたるみに直結します。
むくみと脂肪の増加
むくみや脂肪の増加もたるみの原因となります。
むくみは、リンパの流れが悪くなることで起こり、脂肪が増えると重力に逆らえず皮膚が下がります。
姿勢が悪い
姿勢の悪さが、顔のたるみを引き起こす原因となる場合もあります。
例えば、長時間スマートフォンを見続けると首が前に出てしまい、顔の皮膚が引っ張られることでたるみが起こる場合もあります。
表情筋の衰え
表情筋の衰えは顔全体のたるみに繋がります。
特に、あまり表情を動かさない生活をしている場合、顔の筋肉が使われずに弱くなってしまうのです。
皮膚のゆるみ
加齢による自然な現象により皮膚のゆるみが現れます。
皮膚のゆるみが進行すると、顔全体がたるんだ印象になります。
保湿や紫外線対策を徹底して皮膚の健康を保つことが重要、生活習慣やケアの方法で進行を遅らせることは可能です。
ハリ、弾力不足
肌のハリや弾力が不足すると、顔のたるみが目立つようになります。
肌のハリや弾力が不足するのは、コラーゲンやエラスチンなどの成分が減少することが原因です。
喫煙
タバコの煙に含まれる有害物質は、肌のコラーゲンを破壊して弾力を失わせ、顔のたるみを引き起こす大きな要因となります。
また、喫煙は血行を悪くさせてしまうため、肌に必要な栄養も届きにくくなります。
健康な肌を保つためには、禁煙が最も効果的な方法と言えます。
血行不良
血行不良は、栄養や酸素が十分に供給されないため、肌の健康が損なわれ顔のたるみを進行させる原因となります。
真皮の薄化
真皮とは、表皮の内側にあって肌(皮膚)組織の大部分を占めている部分です。
コラーゲンやエラスチンなどの繊維から出来ており、肌のハリや弾力を保つ役割を果たしていますが、加齢とともに薄くなりやすい部分です。
この真皮が薄くなると、顔のたるみやしわが目立ちやすくなります。
タンパク質の糖化
タンパク質の糖化は、体内の糖分がタンパク質と結びつき硬化する現象で、肌のハリや弾力が失われ顔のたるみの原因となります。
タンパク質の糖化を防ぐためには、過剰な糖分摂取を控えバランスの取れた食事をする事が大切です。
顔のたるみの対策と予防方法!筋トレが効果的?

顔のたるみを防ぐためには毎日のケアが欠かせません。
ここでは、さまざまな顔のたるみの対策と予防方法について解説します。
保湿をする
乾燥は肌の弾力を失わせ、たるみを引き起こす原因になるため、顔のたるみ予防には肌の保湿が重要です。
保湿クリームやローションを日常的に使用することで、肌の水分を保つことが可能です。
特に冬場は空気が乾燥しやすいため、加湿器を使用するなど室内の湿度調節にも気を付けましょう。
紫外線対策をする
紫外線は肌のコラーゲンを破壊し、たるみの原因となるため、顔のたるみ予防に紫外線対策は必須です。
外出する際の日焼け止めはもちろん特に夏場などの紫外線が強い時期には、帽子やサングラスを使用するなど紫外線からしっかりと肌を守る事が大切です。
表情筋、僧帽筋を鍛える
表情筋は、頰や目、鼻、口などを動かす筋肉で、僧帽筋は、首の根本から背中にかけて広がっている筋肉です。
これらの筋肉を鍛えることで、皮膚を引き上げたるみを防ぐことも可能です。
姿勢を良くする
姿勢の悪さは、顔のたるみを引き起こす原因となるため、常に姿勢を良くする事を意識しましょう。
特にスマートフォンの長時間の使用には注意が必要!首が前に出てしまいフェイスラインがたるみやすくなります。
正しい姿勢を保つため、スマートフォン使用時は目の高さに合わせたり、定期的にストレッチを行うようにしましょう。
デスクワークが多い人は、パソコンの画面を目の高さに合わせるなどの工夫も必要です。
バランスの取れた食事
バランスの取れた食事も顔のたるみを予防するためには重要です。
特にビタミンCやコラーゲンを含む食品を積極的に摂取しましょう。
例えば、オレンジやキウイフルーツ、魚介類などの栄養素は、肌の弾力を保つために効果的です。
質の良い睡眠
寝不足は肌の代謝を悪化させ、たるみの原因となります。
肌の健康を保つためには、毎日7〜8時間の睡眠を確保し、規則正しい生活を送ることが大切です。
また、寝る前のリラックス時間を確保し、ストレスを軽減することも効果的です。
マッサージをする
顔のマッサージも、顔のたるみの予防対策として効果的な方法です。
リズムよく顔をマッサージする「リズムマッサージ」、顎から耳にかけてリンパを流すようにマッサージする「フェイスラインマッサージ」、首から鎖骨にかけてリンパを流す「リンパマッサージ」などがおすすめです。
マッサージすることで血行が促進され、肌の健康が保たれます。
特に、リンパマッサージは、リンパの流れを良くして老廃物を排出する効果があります。
むくみが解消されるため顔のたるみ予防に効果的です。
ただし、皮膚をこねくり回す様なマッサージは、たるみの原因となるのでお止めください。
メイクでカバーする
メイクでたるみやほうれい線をカバーする方法もあります。
猫ひげコンシーラーでたるみをカバー
コンシーラーやハイライターを使用することで、たるみを目立たなくすることができます。
具体的には、ほうれい線に沿って猫ひげのように3本線にコンシーラーを塗り、指で軽くなじませます。
光で肌の影を飛ばすことで、目の錯覚を利用してほうれい線を目立たなくする事ができます。
チークの高さ調節でたるみをカバー
チークの高さを調節することで、たるみを目立たなくする事も可能です。
チークをいつもより高い位置に塗ってみましょう。
頬骨の高い位置にチークを塗ることで、リフトアップ効果が得られ顔全体が引き締まって見えます。
アイラインでたるみをカバー
目元のたるみカバーには、上昇アイラインがおすすめです。
目尻を上げるようにアイラインを引くことで、目元が引き締まりたるみが目立たなくなります。
顔のたるみの改善方法!部位別に紹介!

顔のたるみを改善するためには、部位ごとに適切な対策を取ることが重要です。
ここでは、顔のたるみの改善方法を部位別にご紹介します。
フェイスラインのたるみ改善
フェイスラインのたるみ改善には、老廃物の排出を促しむくみを解消する、リンパマッサージが効果的です。
耳の後ろから首にかけてリンパを流すようにマッサージを行うことで、フェイスラインが引き締まり、たるみが目立たなくなります。
ほうれい線の改善
ほうれい線の改善には、頬の筋肉を鍛えるエクササイズが効果的です。
例えば、口角を上げて笑顔を作る運動や、頬を手で引き上げる運動などがあります。
また、保湿クリームを使用して肌の乾燥を防ぐことも重要です。
肌が乾燥するとほうれい線がより目立つようになるため、日常的な保湿ケアは欠かせません。
マリオネットラインの改善
マリオネットラインとは、口角からあごに向かって下へ伸びるラインで、口元のたるみが原因でできる線です。
マリオネットラインの改善には、口元の筋肉を鍛えるエクササイズが効果的です。
例えば、口を閉じた状態で口角を上げて数秒間キープする運動や、口を「う」の形にして頬を引き上げる運動などがあります。
エクササイズを継続的に続けることで、マリオネットラインが目立たなくなります。
涙袋のたるみを改善
涙袋のたるみ改善には、目元の筋肉を鍛えるエクササイズが効果的です。
例えば、目を大きく開けて上下左右に動かす運動や、まぶたを軽く押さえて目を閉じる運動などがあります。
また、目元のたるみは乾燥が原因で進行するため、目元の保湿をしっかり行うことも重要です。
アイクリームを使用するなど、目元の保湿ケアも怠らないようにしましょう。
首のたるみを改善
首のたるみの改善には、首の筋肉を鍛えるエクササイズが効果的です。
例えば、首を左右にゆっくりと回す運動や、天井を見上げて顎を引き上げる運動などがあります。
エクササイズを継続的に続けることで首の筋力が鍛えられ、たるみも目立たなくなります。
また、首の日焼けにも注意が必要です!日焼け止めを塗るなど、しっかりと紫外線対策を行いたるみの進行を防ぎましょう。
顔のたるみを取る方法!具体的な改善と予防の手順

顔のたるみの改善と予防には、日常的なケアがとても大切です。
表情筋エクササイズやリンパマッサージ、保湿ケアなどを取り入れ、顔のたるみを予防しましょう。
ここでは、簡単にできる予防の手順を具体的にご紹介させて頂きます。
自分に合った方法を見つけて、毎日の生活に取り入れてみて下さい。
表情筋エクササイズ
- 口を大きく開けて「あ」「い」「う」「え」「お」と発声する。これを1セットとして1日に5セット行う。
- 頬を膨らませて数秒間キープし、その後ゆっくりと息を吐き出す。これを10回繰り返し行う。
毎日続けることで表情筋が鍛えられ、顔のたるみの予防につながります。
日常的に肌をよく潤す
- 洗顔後はすぐに化粧水や保湿クリームを使って肌の水分を保つ
- 乾燥しやすい季節は、加湿器を使用して室内の湿度を保つ
- 保湿力の高い美容液やマスクを定期的に使用する
保湿は肌の健康を保つために重要であり、日常的なケアがとても大切です。
マッサージをする
- 頬を指の腹で円を描くように優しくマッサージする・・・血行が良くなり、肌のハリが戻る
- 額からこめかみにかけてリンパを流すようにマッサージする・・・顔のむくみが取れ、フェイスラインが引き締まる
顔のマッサージは、血行を促進し老廃物の排出を助けるため、顔のたるみの改善に効果的です。
マッサージを行う際は、摩擦での肌への負担を避けるため、クリームやオイルを使って肌を保護しながら行いましょう。
適度な体重を保つ、ダイエットをする
- 栄養バランスの取れた食事を心がける・・・野菜や果物、タンパク質を積極的に摂取する
- 定期的な運動を行い、筋力を維持する・・・ウォーキングや軽い筋トレがおすすめ
急激な体重の増減は、肌に負担をかけ、たるみの原因となることがあります。
健康的な食事と運動を取り入れて、無理のないダイエットを心がけましょう。
美容医療でできる顔のたるみ治療!即効性を期待するなら

顔のたるみを即効で改善する方法として、美容医療が注目されています。
美容医療にはさまざまな方法がありますが、ここでは、顔のたるみ治療として効果的なリフトアップ施術について詳しく解説します。
そもそもリフトアップ施術とは?
リフトアップ施術とは、顔の皮膚を引き上げることで、たるみを改善する治療法です。
主に美容外科や皮膚科などで行われ、即効性が高いことで人気の施術で、年齢とともに進行する顔のたるみを効果的に改善する方法として広く利用されています。
リフトアップ施術の種類と内容、効果について
美容医療によるリフトアップ施術にもはいくつかの種類があり、それぞれに特徴があります。
主なリフトアップ施術についてご紹介します。
切るリフトアップ方法【フェイスリフト】
フェイスリフトは、皮膚を切開してたるんだ部分を引き上げる方法で、深いしわや大きなたるみの改善に効果的です。
切開部分は髪の生え際や耳の後ろに隠れるため、傷跡が目立ちにくいのが特徴で、手術後は数週間のダウンタイムが必要ですが長期的な効果が期待できます。
糸によるリフトアップ方法【スレッドリフト】
スレッドリフトは、溶ける糸を使用してたるんだ皮膚を引き上げる方法です。
皮膚を切開するわけではないので、ダウンタイムが短く、比較的手軽に行えるのがメリットで、糸は自然に吸収されるため体に負担が少なく、肌のコラーゲン生成も促進されます。
ただし、効果の持続期間は約半年~1年と言われています。
超音波や高周波、レーザーなどマシンによるリフトアップ方法
ハイフ(高密度焦点式超音波)、フラクショナルレーザーなどのマシンを使用したリフトアップ施術です。
熱エネルギーで皮膚の深層に働きかけたるみを改善する方法で、切開や糸を使用しないため、ダウンタイムはほぼありません。
皮膚の深部に熱を加えることで、コラーゲンの生成を促進し、肌の引き締め効果があります。
ヒアルロン酸や各種ビタミンなどを注入する水光注射
水光注射は、ヒアルロン酸やビタミン、アミノ酸などの美容成分を肌に直接注入する方法です。
肌に効果的な美容成分をダイレクトに届ける事ができ、肌の潤いと弾力が増してたるみが改善されます。
施術後すぐに効果を実感できるため即効性が高いのが特徴で、ダウンタイムもほとんどなく忙しい方にもおすすめの施術です。
脂肪溶解輪郭注射で脂肪の除去と皮膚を引き締める
脂肪溶解輪郭注射は、メディカルハーブを主成分とした薬剤を直接脂肪層に注射し、皮下脂肪を溶解して皮膚を引き締める方法です。
特に、二重あごやフェイスラインのたるみに効果的な施術で、脂肪が減少することで顔全体が引き締まり若々しい印象になります。
また、部分的なたるみ改善にも適しておりダウンタイムも比較的短いです。
EMS顔筋リフトやテノールなど医療用エステ機器によるリフトアップ
EMS顔筋リフトやテノールなどの医療用エステ機器は、筋肉に直接働きかけ、引き締め効果をもたらします。
EMS顔筋リフトは、微弱な電流を使用して筋肉を刺激しトレーニング効果を得る方法で、たるみの改善が期待できます。
テノールは、高周波を使用して皮膚の深部を温めコラーゲンの生成を促す方法で、こちらもたるみの改善が期待できます。
顔のたるみの改善と治療!注意点やリスクはある?

顔のたるみを改善するための方法はさまざまで、それぞれにメリットがあります。
しかし、注意点やリスクについてもしっかりと理解しておく必要があります。
ここでは、顔のたるみの改善と治療に伴う注意点やリスクについて、部位別に詳しく解説します。
表皮のたるみ
表皮のたるみは、主に紫外線や乾燥によるダメージが原因で、改善するためには、保湿ケアや日焼け止めの使用が重要です。
しかし、化粧品の成分によっては肌に合わない場合があり、アレルギー反応や刺激が生じる場合があります。
新しい製品を使用する際は、必ずパッチテストを行い、肌に異常がないことを確認した上で使用しましょう。
真皮のたるみ
真皮のたるみは、コラーゲンやエラスチンの減少が原因で、改善するためには、コラーゲンを増やす成分を含む美容液やレーザー治療が効果的とされています。
ただし、レーザー治療にもリスクがあり治療後の赤みや腫れ、色素沈着などが起こる可能性もあります。
治療を受ける前には医師によく相談し、リスクについて十分に理解しておくことが大切です。
皮下組織のたるみ
皮下組織のたるみは、脂肪の減少や重力による影響が原因で、改善するためには、フェイスリフトや脂肪注入などが効果的とされています。
ただし、これらの外科的治療には感染症や出血、神経損傷などのリスクが伴います。
施術をする際には、経験豊富で信頼できる医師を選び術後のケアなどについてもしっかりと理解しておくことが重要です。
筋肉層のたるみ
筋肉層のたるみは、顔の筋力低下が原因で、改善するためには、表情筋エクササイズやEMS(電気筋肉刺激)を利用したトリートメントが効果的です。
ただし、EMSを使用する場合は、正しい方法で行わないと逆効果になることがあるため注意が必要です。
専門のトレーナーや医師の指導のもと、しっかりと理解した上で安全に使用しましょう。
頬・フェイスラインのたるみ
頬やフェイスラインのたるみは、リンパの流れが悪くなることも原因の一つとされています。
リンパマッサージを行うことで改善が期待できますが、過度な力を加えると肌を傷つける可能性があるため注意が必要です。
適度な力加減で、ゆっくりとリンパの流れを促すようにマッサージするのがポイントです。
目もとのたるみ
目もとのたるみは、皮膚が薄くダメージを受けやすいため特に注意が必要です。
アイクリームを使用して保湿を心がけることが大切ですが、過剰に塗りすぎると逆に負担をかけてしまう場合があります。
適量を守って目の周りを強くこすらないように注意し、優しく塗るようにしましょう。
口もとのたるみ
口もとのたるみは、表情筋の衰えが主な原因であるため、口元の筋肉を鍛えるエクササイズが効果的です。
しかし、やり過ぎると筋肉を傷める可能性があります。
適度な回数と、適度な強度で行うようにしましょう。
また、口もとのたるみ改善には美容液やクリームも有効ですが、肌に合わない成分が含まれていないか事前にしっかりチェックしておきましょう。
本気で顔のたるみを改善したいなら!

ここまで、顔のたるみの予防や対策、改善方法について解説してきましたが、日々のセルフケアでは即効性がなく効果を感じるまでにどうしても時間がかかります。
また、リフトアップなどの施術はすぐに効果を得る事は可能ですが、効果を持続させるためには継続的な治療が必要になってきます。
そこでおすすめしたいのが次世代のエイジングケアとして注目されている『幹細胞治療』です。
最後に、当院でも行っている幹細胞治療について詳しく解説します。
神成美容外科美容外科の幹細胞治療について
幹細胞治療と一口に言っても、クリニックによって利用する細胞や治療法、効果などは異なります。
ここでは、当院で行っている『脂肪幹細胞治療』についてご紹介します。
そもそも幹細胞治療とは?
幹細胞治療とは、老化に伴い減少した肌細胞や毛根細胞を再生させ、お肌の悩みや薄毛などの悩みに効果を発揮する『再生医療』です。
人間の体は約60兆個の細胞によって作られており、皮膚や血液の細胞は寿命が短いため、常に新しい細胞に入れ替わっています。
その失われた細胞を再び生み出し補充する能力を持つ細胞が「幹細胞」です。
幹細胞による肌のエイジングケア
老化で減少した肌細胞を補充し、元気な肌細胞を増加させるのが、幹細胞培養による肌のエイジングケアです。
肌のエイジングを遅らせるためには、肌の正しい周期(約28日)でのターンオーバー(新陳代謝)が最も重要です。
幹細胞治療では、幹細胞を用いてターンオーバーを促進し、肌を活性化させる事で若々しい肌を取り戻す事ができます。
当院で行っている「脂肪幹細胞治療」の特徴
当院では、自身の脂肪幹細胞を使用して身体や肌の若返りを促す脂肪幹細胞治療を行っています。
おへそなどから採取した脂肪より脂肪幹細胞を分離して、約1ヶ月掛けて約8,000〜1億個に増殖・培養し、その後幹細胞を体内に戻します。
脂肪の採取は、局所麻酔で行うため痛みや腫れも少なく、ダウンタイムもほぼありません。
脂肪幹細胞が肌の深層にある線維芽細胞に分化し、線維芽細胞がコラーゲン・エラスチン・ヒアルロン酸を産生します。
そのため、顔のたるみやシワなどの老化現象を抑制することが可能です。
また、その効果が長期に持続することが大きなメリットです。
顔のたるみでお悩みならまずはご相談を
当院では、最後にご紹介した幹細胞治療だけでなく、顔のたるみを改善するさまざまな治療を行っています。
お一人お一人の患者様にあった技術とサービスを提供していく事を最優先にしておりますので、顔のたるみでお悩みの方は、お気軽に当院の無料カウンセリングをご利用下さい。