ダイエットピルについて
ダイエットピルと称し親しみ易くしていますが、所謂サプリメントではなくれっきとした医薬品です。
したがって、必ず医師の診察が必要です。
勿論、効果もかなり期待出来ます。
当院で処方する主なダイエットピルは、以下の4種類です。
・サノレックス
・ゼニカル
・リベルサス
・マンジャロ
それぞれの服用方法・作用機序・使用上の注意点・副作用を、ご説明いたします。
サノレックス
製品特徴
マジンドールという成分の内服薬で、厚生労働省が認める唯一の食欲抑制剤です。
脳の視床下部にある食欲中枢に作用し、食欲を抑制する為、空腹感が少なくなります。
過食を防ぎ摂取カロリーを抑えられる為、減量の効果を得ることができます。
診察の上、処方いたします。
(診察無料)
副作用
・口渇感、便秘、胃部不快感などの症状が報告されております。
・服用後、何か症状が出た場合はご連絡ください。
・安全の為、処方期間は3ヶ月までといたします。
用法・容量
1日1回朝食後1錠服用
※妊娠・授乳中は服用できません。
料金
| 項目 | 料金(税込) |
|---|---|
| 1錠 | ¥550 |
ゼニカル
製品特徴
オルリスタットという成分の内服薬で、FDA認可のダイエット薬です。
脂肪分解酵素リパーゼの働きを抑制し、食事の際に摂取した脂肪分の30%を体外へ排出させます。
吸収されなかった脂肪分は便と共に排出されます。
摂取した食べ物のカロリーを抑えられる為、体重の増加を防ぎ、減量の効果を得ることができます。
診察の上、処方いたします。
(診察無料)
副作用
・頻繁な便意、ガスによる胃や腸の膨満感がでることもあります。
・脂溶性のビタミンA・D・E・Kは脂質と共に吸収され、ゼニカルを服用すると一緒に体外へ排出される可能性がありますので、ビタミン剤を併用して摂取して頂くことをおすすめいたします。
用法・容量
1日3回 食前又は食間
1回1カプセル
※妊娠・授乳中は服用できません。
料金
| 項目 | 料金(税込) |
|---|---|
| 1カプセル | ¥220 |
リベルサス
製品特徴
GLP-1受容体作動薬と呼ばれ、血糖値をコントロールし、様々な働きでダイエットを可能にする注射薬です。
GLP-1は体中にもともと存在しているホルモンで、食物を食べた後に血糖値が過度に上がるのを抑える機能があります。
血糖値を下げる役割のインスリンの分泌を促進し、かつ消化速度を遅らせて満腹感を持続させ胃腸の働きを調整して食欲を抑えるので食事量を減らすことが出来ます。
診察の上、処方します。
(診察無料)
副作用
・初期に胃部不快感・胃が張っている感じ・頭痛・便秘・下痢といった消化器症状が出ることがあります。
・服用後、何か症状が出た場合はご連絡ください。
用法・容量
空腹時1日1回1錠服用
服用後30分は、飲食及び他の薬剤の服用は控えて下さい。
※妊娠・授乳中は服用できません。
3mgから開始し、1ヶ月経過後に7mgに増量します。
7mgを1ヶ月以上投与しても効果があまり感じられない場合は、医師の判断により14mgに増量します。
料金
| 項目 | 料金(税込) |
|---|---|
| 3mg(30日分) | ¥13,200 |
| 7mg(30日分) | ¥25,300 |
| 14mg(30日分) | ¥38,500 |
マンジャロ
製品特徴
GLP/GLP-1受容体作動薬と呼ばれ、血糖値をコントロールし、様々な働きでダイエットを可能にする注射薬です。
GLP/GLP-1は体中にもともと存在しているホルモンで、食物を食べた後に血糖値が過度に上がるのを抑える機能があります。
血糖値を下げる役割のインスリンの分泌を促進し、かつ消化速度を遅らせて満腹感を持続させ胃腸の働きを調整して食欲を抑えるので食事量を減らすことが出来ます。
診察の上、施術(注射)します。
(診察無料)
副作用
吐き気・嘔吐・下痢・便秘・腹痛等の消化器症状が出る場合がありますが、一時的なことが多いです。
注意すべきは、他の薬剤と違って急性膵炎・低血糖・胆嚢炎・胆石症・アナフィラキシーショック・腎機能低下等の重篤な副作用が生じる場合があることです。
また、他の薬剤より効果が強く急激に出るため、ハゲ・薄毛等の栄養不足による各種症状も出易いです。
したがって、マンジャロを処方だけして患者様ご本人に施術(注射)して頂くスタイルは、当院では取りません。
料金
| 項目 | 料金(税込) |
|---|---|
| 2.5㎎:1本 | ¥4,950 |
| 5㎎:1本 | ¥88,000 |
| 7.5㎎:1本 | ¥12,100 |
