医療痩身
当院では、医療痩身には各種脂肪吸引手術、各種脂肪溶解注射、クラツーα、クールスカルプティング、セルアクター、エムスカルプトと各種治療方法があります。
患者様のご希望をお伺いした上で実際に状態を診察して、どの治療方法が適しているかお伝えしていましたが、患者様にご納得頂くには説得力が欠けました。
そこで、皆様ご存知のメーカーであるPanasonic製の内臓脂肪計です。
腹部全断面積に対する内臓脂肪(臓器脂肪)面積の比率を測定し、どの治療方法が適しているか判断する上ではっきりした具体的数値を示してくれます。
医療痩身 施術一覧
対皮下脂肪治療
烏合の集シリーズ
脂肪吸引手術
対内臓脂肪治療
上田院長より当院での医療痩身について
対皮下脂肪治療
セルアクター
腎結石を破砕するための体外衝撃波術を10分の1の出力に応用したタイトニングマシンで、肥満の原因である中性脂肪のかたまり(脂肪・セルライト)を破壊・分解します。
熱量が発生しない2つの衝撃波を使ってコンビネーション治療を行うため即効性に優れ、スキンタイトニング効果や美肌効果も発揮します。
メスを使わないのでダウンタイムがなく周囲に気付かれる心配もありません。
頬やフェイスライン、ボディと幅広く治療が可能で、3回程の照射で治療範囲に変化が見られます。
クールスカルプティング
冷却により脂肪厚を選択的に減少させる非侵襲的な脂肪除去治療です。
1970年にアイスキャンディーを食べ続けた子供の頬にえくぼができたという事例報告をヒントに、ハーバード大学・ウェルマン光医学センターのR.Rox.andersonらは、コントロールされた冷却による脂肪減少治療を考え出しました。
また、クールスカルプティングは体重の減少を目的としていません。
部分的に皮下脂肪を減少させることにより、身体を引き締め理想的な体形へと導きます。
クラツーα
クラツーαは冷却技術を用いた脂肪細胞の減少を目的とした施術ができる冷却痩身機器です。
脂肪細胞を冷却することでシャーベット状に凍結し、凍結された脂肪細胞は自然死し、体の代謝機能とともに体外へと排出されます。
この作用により脂肪細胞の数が減少するため、リバウンドなく美しいプロポーションへと導きます。
施術はカップ状の特殊なハンドピースで治療部位の贅肉を吸引し冷却するだけなので、体に負担がかからずダウンタイムも発生しません。
脂肪吸引など、体への負担やダウンタイムのリスクを避けたい方におすすめの痩身治療です。
インディバ
インディバは、電気メスの発明者であるスペインの物理医学博士ホセ・カルベット氏(スペイン・インディバ社)によって開発された、電磁波エネルギーによる高周波温熱機器です。
安全かつ効果の高い周波数帯(高周波中波領域の0.448MHz)を使用し、容量の多い高周波電磁波エネルギーを体内に透過させることができます。
脂肪吸引後の拘縮にお勧めの治療です。
特に脂肪組織内の線維芽細胞を温存し、引き締め効果の強いベイザーには最適な治療法です。
マグナム(体幹用脂肪溶解注射)
「痩せにくい」「部分的に痩せたい」「スリムになりたいけど手術は怖い」という方におススメなのが、脂肪を貯めにくい体質へと導く脂肪溶解注射「マグナム」です。
気になる部位の皮下脂肪層にマグナムを注射し、痩身効果を出します。
脂肪細胞の数自体を減らすため、リバウンドも起こりにくく、食事量を増やさない限りその効果は半永久的に続き、太りにくい体質になります。
また、時間をかけて徐々に確実にスリムな体型に近づく為、周囲に気づかれることなくまるでダイエットに成功したかのような自然なサイズダウンが望めます。
BNLSアルティメット(顔面用脂肪溶解注射)
顔には植物由来成分を主体とした体への負担が少ないBNLSという薬剤を使用します。
7種の有効成分が含まれるため、腫れや痛みが少なくダウンタイムもほとんどありません。
従来の脂肪溶解注射は効果を発揮するまでに2週間~1ヶ月程期間を要しますが、当院の顔面用脂肪溶解注射は平均72時間程で効果が実感できます。
顎下などのフェイスライン以外にも、鼻に注射することで丸い鼻をスッキリとさせることも可能です。
BNLSファットバーン(顔面用脂肪溶解注射)
BNLSファットバーンは、顎下の脂肪に特化した脂肪溶解注射です。
治療効果が最短で24時間で実感でき、2〜3日で作用します。
1回の治療で効果に満足される方もいらっしゃいますが、まずは3〜5回の治療が効果的です。
マグナム等の体幹用脂肪溶解注射に較べると腫れや熱感等がは少ないですが、BNLSアルティメット(顔面用脂肪溶解注射)に較べると腫れや熱感等は多いです。
脂肪吸引手術
5㎜程の小さな傷をつくり、フェザーリングバーと呼ばれる特殊な棒で皮下脂肪をほぐした後、カニューレを用いて吸引・除去します。頬や顎下、二の腕、お腹、太ももなどの全身が治療適応範囲となり、部位によって適した量の脂肪を吸引します。
当院ではボディラインのバランスを考慮して施術を行うため、ヘルシーで自然な仕上がりを実現します。
術後経過は約1ヶ月かけて徐々に効果を発揮し、体重が増加しない限り永久的に痩身効果が得られます。
個人差はありますがダウンタイムは約1〜2週間となり、筋肉痛のような痛み、腫れや内出血が生じます。
ベイザー脂肪吸引手術
脂肪細胞のみに反応する特殊なベイザー波(超音波)で周辺組織に密着している脂肪細胞同士を分解してから吸引をおこなう施術です。
筋肉・神経・血管など周辺組織への負担が少なくなるため、内出血や痛み、腫れなどのダウンタイムが軽減されます。
熱をほとんど生じないベイザー波は皮膚の収縮作用も傷つけないため、吸引後の皮膚のたるみが起こりにくくなります。
またベイザーリポ2.2脂肪吸引では最大90%の皮下脂肪除去が可能ですが、ボディラインが崩れてしまうため当院では80%以内での脂肪吸引をおすすめしています。
皮下脂肪を減らすのに現時点では最も有効的な方法ですが、簡単に軽くお受け頂ける手術ではございません。
じっくりとご検討ください。
腫れ・内出血・筋肉痛様疼痛等がございますので、ダウンタイムは必須です。
基本的に日帰りでお受け頂けますが、基礎疾患がない方でもリスクが高い手術ですので、吸引脂肪量が多い場合は術前~術中~術直後の全身管理をより慎重に行います。
また、緊急時は緊急対応の他院様をご紹介する場合がございます。
効果をお感じ頂けるのに、約1ヶ月はお待ちください。
完全に完成した状態になるには、3~6ヵ月はお待ちください。
何度も云いますが、本当に70%~90%の皮下脂肪の除去が可能ですが、ボディーラインを乱すため最多でも約80%の皮下脂肪除去に止めてください。
ベイザー4Dスカルプト手術
脂肪を使って本物の筋肉に見えるようボディメイキングを行う施術です。
この施術もVASER波を用いた吸引を行うので、たるみが起こりにくいといった特徴があります。
実際の筋肉に沿って彫刻のように脂肪を注入・吸引するため、まるで本物の筋肉のように見え効果は半永久的に持続します。
女性はよりセクシーに、男性は逞しく引き締まったボディラインの実現が可能となります。
肩、腹部、臀部が治療適応範囲となり、当院では専用のトレーニングセンターにて公式のライセンス認定を受けております。
対内臓脂肪治療
エムスカルプト
エムスカルプトはMRIと同等の高密度焦点式電磁(HIFEM ハイフェム技術)を利用した医療用痩身治療機器です。
皮下7cmまで作用し、運動が苦手な方でも寝ながら脂肪燃焼と筋肉増強が同時に行えます。
その効果は1回あたり30分の施術で腹筋・スクワットともに2万回に値します。
電磁波が内部から筋肉を動かすため、通常のトレーニングでは鍛えることが難しい箇所も引き締まった美しいボディラインに仕上げることができます。
特に腹部、臀部の筋力アップやシェイプアップしたい方におすすめの治療法です。
1回でも効果はありますが、1~2週間隔で4回治療を行うとさらに高い効果を実感して頂けます。
上田院長より当院での医療痩身について
神成美容外科
院長 上田直光
先ず、対皮下脂肪治療について述べます。
対皮下脂肪治療で効果的なのは、脂肪吸引手術です。
現時点では、ベイザー脂肪吸引手術が最効果的だと思われます。
ところが、ベイザーを含めて脂肪吸引手術はお身体への負担が多く手術前の検査や手術後のダウンタイム等が必要なため、簡単にお勧め出来ませんしお手軽にお受け頂けません。
そこで、お身体への負担が極めて少くお手軽にお受け頂ける対皮下脂肪治療が市場には各種登場しています。
ただ、残念ながら現時点でどれも突出した効果は出せません。
当院で導入している治療へは、自虐的に「対皮下脂肪治療 烏合の集シリーズ」と名付けています。
・セルアクター
・クールスカルプティング
・クラツーα
・インディバ
・マグナム(体幹用脂肪溶解注射)
・BNLS アルティメット(顔面用脂肪溶解注射)
これらの治療は、前述の様に突出した効果は出せません。
ところが、凡人でも集まれば「三人寄れば文殊の知恵」と云われる様に、これらの治療を複数組み合わせるとそこそこの効果が出せます。
一つ目は、セルアクターとクールスカルプティング若しくはクラツーαとの組み合わせです。
先ず、クールスカルプティング若しくはクラツーαで皮下脂肪を冷却して、硬い冷凍状態にします。
そして、セルアクターで体外衝撃波を照射して、硬い冷凍状態の脂肪を破砕し、体外への排出を促します。
クールスカルプティングもクラツーαも、製造元や代理店は「皮下脂肪を冷凍状態にするだけでアポトーシスを誘発して減らせれる云々。」と謳っていますが、先に述べた様に冷凍状態にしただけでは脂肪は減りません。
分かりやすい例を挙げて理論を説明致しますと、水を破砕することは不可能ですが、氷なら粉々に粉砕可能ですよね。
同様に、通常状態の脂肪ならセルアクターで体外衝撃波を照射しても粉砕に限度がありますが、硬い冷凍状態にした脂肪ならより効率良く粉砕可能です。
クールスカルプティングもクラツーαも、徒手的にマッサージして硬い冷凍状態の脂肪を破砕して、体外への排出を促します。
つまり、脂肪を冷凍状態にして減らす類の治療の肝は、マッサージです。
ところが、マッサージですとどうしても皮下脂肪の深層には効果が及びにくいです。
また、施術者のマッサージ技術によって、効果に差が出てしまいます。
そこで、セルアクターで体外衝撃波を照射することで、皮下脂肪の浅層・深層のムラなく、施術者のマッサージ技術の差を抜きに、硬い冷凍状態の脂肪を破砕し効果を高めることが出来ます。
皮下脂肪を冷却して冷凍状態にするのは時間がかかりますので一度に複数箇所を冷却して冷凍状態にするのは良い考えですが、その後のセルアクターでの体外衝撃波の照射を考えると、2箇所程度が現実的・効率的ではないでしょうか。
当院では、ヒアルロン酸やボトックス(ボツリヌストキシン)、レーザー機器や注射針等は安価な韓流模倣品ではなく高価でも日欧米製の本物を使っています。
韓流より日欧米製の方が品質が高い分だけ、仕上がりに確実に差が出ます。
「弘法、筆を選ばず!」と格言があり、技術さえあれば韓流でも日欧米製と仕上がりが同じと仰る先生もおられますが、私は弘法ではありませんしその様な素晴らしい技術は持ち合わせていません。
少しでも良い書をしたためるために、筆はしっかり選んでいます。
したがって、当院では、基本的体内に容れない外用薬やそれしか製品化されていない独創的なモノしか韓流を使用していません。
導入コストや消耗品コストが安いだけの理由では、当院は韓流を導入しません。
その数少ない当院での韓流模倣機導入の例外の1つがクラツーαです。
導入理由は、本物のクールスカルプティングより韓流模倣機のクラツーαの方が皮下脂肪を減少させる効果が高いからです。
以上より、この治療に関しては本物のクールスカルプティングより韓流模倣機のクラツーαの方がおすすめです。
勿論、どうしても韓流模倣機のクラツーαより本物のクールスカルプティングをご希望の方は、クールスカルプティングで施術させて頂きますので、ご遠慮なさらず仰ってください。
繰り返しますが、クールスカルプティング・クラツーα+セルアクターが効果を発揮出来るのは皮下脂肪に対してです。
筋肉内脂肪(ステーキや焼肉でお馴染みの霜降り肉の脂肪)や腹部の内臓脂肪(臓器脂肪)に対しては、エムスカルプトをご検討ください。
二つ目は、インディバと各種脂肪溶解注射との組み合わせです。
各種脂肪溶解注射とは、マグナム(体幹用脂肪溶解注射)・BNLS アルティメット(顔面用脂肪溶解注射)・BNLS ファット バーン(顎下用脂肪溶解注射)です。
インディバは、脂肪を溶解し、かつ溶解されて壊死した脂肪細胞を体外に排出します。
各種脂肪溶解注射は、脂肪を溶解し、溶解されて壊死した脂肪細胞は自然に体外に排出されます。
インディバと各種脂肪溶解注射を組み合わせると、インディバと各種脂肪溶解注射単独より脂肪を強力に溶解し、かつインディバにより溶解されて壊死した脂肪細胞を体外に排出するので、痩身効果が強いです。
次に、対内臓脂肪(臓器脂肪)治療について述べます。
対内臓脂肪治療に、対筋肉内脂肪(ステーキや焼肉でお馴染みの霜降り肉の脂肪部分)治療を含めて唯一有効なのはエムスカルプトです。
しかし、これまた突出した効果は出せず、地道に繰り返してやっと効果が出ます。
機械自体はかなり高額なのに効果が出るのがじれったいため、日本代理店に対して「エムスカルプト被害者の会」が結成された程です。
ただ、対内臓脂肪治療・対筋肉内脂肪治療で唯一の治療法ですので、じれったくても地道に繰り返してくださいね!