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ワキガ手術の傷跡は絶対残る?切らない治療法、再手術で痕は消える?※医師解説

ミラドライ表記について

当院のHP等で表記されるミラドライとは、特に注釈がない限り『ミラドライⅡ』を指します。

ワキガ手術の傷跡は絶対残る?再手術で消える?【切らない治療法】

ワキガ手術の傷跡とは?絶対に残る?

わきが・多汗症の治療法として、皮膚を切開して汗腺を除去する手術があります。
汗や臭いの元となる汗腺を取り除くため、効果的な治療法として知られていますが、ワキガ手術にはリスクやデメリットもあり、十分に理解した上で治療を受ける事が重要です。
また、ワキガ手術に関しては、手術後の傷跡について気にされる方が多く、汗や臭いに悩まされながらも、なかなか治療に踏み切れないという方も少なくありません。

そこで今回は、気になる「ワキガ手術の傷跡」について詳しく解説させて頂きます。
「傷跡が残らない治療法」についてもご紹介しますので、是非最後までご覧頂き、ご自分に最適な治療法を選択して頂ければと思います。

ワキガ手術の傷跡とは?絶対に残る?

ワキガ手術の傷跡とは?絶対に残る?

まずは、ワキガ手術の傷跡とはどのようなものなのか、また、傷跡は絶対に残るものなのかについて解説します。

ワキガ手術でできる傷跡ってどんなの?

ワキガ手術の傷跡にもいくつかのタイプがあり、人によってその程度も様々です。
ワキガ手術の傷跡には、主に以下のような種類があります。

成熟瘢痕

手術でできた傷跡に限らず、基本的に傷は、炎症が治まり赤みや痛みなどの症状が消えて時間が経過していくと、この成熟瘢痕(せいじゅくはんこん)になります。
痛みやかゆみなどの症状がなく、白っぽくなっているのが特徴です。

肥厚性瘢痕

通常の傷は時間ととも成熟瘢痕となりますが、赤く皮膚が盛り上がった傷になる場合があります。
これが、肥厚性瘢痕(ひこうせいはんこん)です。
傷が深く広範囲に損傷が及んだ、傷の治りが悪かったなどが原因となる場合もありますが、体質やホルモンなどが影響する事もあります。
かゆみや痛み、ひきつれ感などの症状がある場合もあります

ケロイド

見た目は肥厚性瘢痕とほぼ同じですが、ケロイドは体質が大きく影響しています
もともとケロイド体質の人の場合、わずかな傷でもケロイドを生じる可能性があります。
かゆみや痛みなどの症状も、肥厚性瘢痕より強いのが特徴です。
また、赤みや皮膚の盛り上がりなども、傷の範囲を超えて広がっていく場合があります。

瘢痕拘縮

傷跡にひきつれ感があり、関節などを思うように動かせなくなる状態を、瘢痕拘縮(はんこんこうしゅく)と言います。
動かすと痛みがなどの症状がある場合もあります。
まぶたや口の周り、肩や肘、膝や脇などの関節部位の傷跡に起こりやすいのが特徴です。
肥厚性瘢痕やケロイドなどを放置しておくと、瘢痕拘縮を生じる場合があります。

色素沈着

炎症などの皮膚のダメージにより、色素沈着を起こして皮膚が黒ずんでしまう場合があります。
成熟瘢痕は白っぽい傷ですが、過剰分泌されたメラニン色素が傷跡に沈着してしまうと、傷跡が茶色くなって目立つ場合があります。

ワキガ手術の傷跡は絶対に残る?

ワキガ手術の傷跡は絶対に残る?

ワキガ手術は、皮膚を切開して汗腺を除去する治療法であるため、どうしても傷跡は残ります
ワキガ手術にもいくつかの種類があり、その手術方法によって多少違いはありますが、およそ3cm~5cm程度の傷跡が残ります

ワキガ手術の傷跡は目立つ?

ワキガ手術の傷跡が目立つかどうかは、傷跡の種類や程度など人によって異なります
また、ワキガ手術からどのくらい経過しているかによっても変わってきます。 当然、手術してすぐは赤みなどもあり目立ちますが、通常は、時間の経過とともに傷跡も薄くなっていき、目立たなくなっていきます
ただ、前項でご紹介したように傷の種類もさまざまで、ワキガ手術による副作用や合併症などのリスクもあるため、人によっては目立つような傷が残ってしまう可能性はあります

ワキガ手術の傷跡を治す方法は?再手術で消える?

ワキガ手術の傷跡を治す方法は?再手術で消える?

ワキガ手術の治療を受けた後に、どうしても傷跡が気になる場合、再手術(修正手術)や治療などで治す事はできるのでしょうか。
続いては、ワキガ手術の傷跡を治す方法、また、再手術や治療で傷跡は完全に消えるのかについて解説します。

ワキガ手術の傷跡は再手術(修正手術)できる?

クリニックによっては、ワキガ手術の傷跡の再手術を行っている所があったり、また、他院で受けた手術の修正手術を行っている所もあります。
再手術(修正手術)の内容としては、傷跡を切除して目立たないように再度縫い合わせるなどの方法がありますが、傷跡の種類や状態、体質、手術を受けるクリニックによっても異なります。

ワキガ手術の傷跡の治療法とは?

ワキガ手術の傷跡の治療法とは?

再手術(修正手術)以外にも、他の方法で治療を行う場合もあります。
ワキガ手術の傷跡の治療法も、傷跡の種類や状態によって様々ですが、主に以下のような治療法があります

  • 外用薬による治療
  • 内服薬による治療
  • レーザーによる治療
  • 注射による治療

ワキガ手術の傷跡の再手術・治療にかかる費用は?

傷跡の再手術や治療にかかる費用は、傷跡の状態や治療を受けるクリニックによって異なります
再手術が必要となった場合や、治療期間が長引く場合には、治療費が高額になる可能性もあります。
ワキガ手術を受けるクリニックで、術後のアフターケアなどについても、事前にしっかり確認しておきましょう。

ワキガ手術の傷跡は再手術や治療で消える?

傷跡の再手術や治療により、傷を薄くしたり目立たなくする事は可能です。
しかし、ワキガ手術の傷跡を完全に消すという事はできません

ワキガ手術の傷跡を最小限に抑えるためには?

ワキガ手術の傷跡を最小限に抑えるためには?

ワキガ手術の傷跡を少しでも目立たなくするためには、手術を受けるクリニックの選び方や、手術後のアフターケアなども大切です。

クリニック選びは慎重に!

医師の経験や技術が重要になってきますので、ワキガ手術を受ける場合はクリニック選びを慎重に行う必要があります。
また、「わずかな傷で施術可能」「施術時間が短い(約30分以内など)」などのクリニックも注意が必要です。

わきがの原因となる汗腺をしっかり除去するためには、皮膚を3cm~5cm程度は切開する必要があります。 傷跡が小さいという事は、施術範囲も狭く汗腺の除去が不十分な可能性があるため、傷跡は目立たなくてもワキガの症状に対する効果が低くなる場合があります。

手術後の注意事項は厳守!

手術後の注意事項は厳守!

ワキガ手術後、医師による注意事項やアフターケアなどを怠ると傷跡にも影響する可能性があります

  • 固定期間や抜糸までは極力安静に過ごす
  • 入浴は抜糸後から行う
  • 激しいスポーツなどは1か月以上控える
  • ひきつれなどの症状がある場合は、抜糸後にストレッチやマッサージを行う
  • 術後の消毒や診察、その後の検診も医師の指示通りに行う
  • 副作用や合併症などの症状がひどい場合は早期に医師に相談する

上記のように、注意すべき事やトラブルが生じた場合の対処法など、手術前のカウンセリングでもしっかりと確認しておきましょう

傷跡を残したくないなら他の治療法も検討する

ワキガ手術では、多少なりとも傷跡は残ります
傷跡がどうしても気になる場合は、他の治療法も検討してみましょう。
これまで、わきがの効果的な治療法と言えば切開手術が主流でしたが、最近ではさまざまな治療法があります。
切開手術をしなくても、重度のわきが症状の方にも効果的な治療法もありますので、十分に検討した上で自分に合った治療法を選択しましょう。

傷跡を残さない【切らない治療法】ミラドライ

傷跡を残さない【切らない治療法】ミラドライ

ワキガ手術(切開手術)のような傷跡を残すことなく、手術と同等の効果が期待できる治療法があります。
それが、最近注目を集めている『 【切らない治療法】ミラドライ 』です。
当院でもおすすめのミラドライについて、特徴やメリット、ワキガ手術との違いなど詳しくご紹介します。

ミラドライ表記について

当院のHP等で表記されるミラドライとは、特に注釈がない限り『ミラドライⅡ』を指します。

【切らない治療法】ミラドライとは?

ミラドライⅡ

ミラドライは、電磁波(マイクロ波)を利用して、汗や臭いの原因となる汗腺を破壊する治療法です。
厚生労働省と米国のFAD(食品医薬品局)からも正式に承認を受けており、効果や安全性に関しても実証されています

ミラドライの特徴とメリット

  • 傷跡が残らない
  • 効果が半永久的に持続する
  • ダウンタイムがほぼない
  • 短時間で施術が完了する
  • 体への負担が少ない
  • 安全性が高い
  • わきが・多汗症の両方の根本的治療が可能
  • すぐに効果が実感できる

皮膚の上から電磁波(マイクロ波)を照射するため、皮膚を切開することなく、アポクリン腺とエクリン腺の両方を破壊することが可能です。
また、一度破壊された汗腺は、基本的に再生されることはない(※成長期の方を除く)ため、ワキガ手術の汗腺除去と同等の効果が期待できます
さらに、体へのダメージを最小限に抑えながら治療ができるため、切開手術と違って、施術後のダウンタイムがほぼありません
施術中の痛みもほとんど感じる事なく、短時間で施術も完了します。

ミラドライとワキガ手術の違い【比較表】

ミラドライとワキガ手術の違い【比較表】

ミラドライとワキガ手術(切開手術)との違いを、以下の比較表に分かりやすくまとめてみました。
※以下は当院の治療方法で比較しています。効果やダウンタイムには個人差があります。

ミラドライⅡ ワキガ手術(切開手術)
治療内容 マイクロ波を照射して汗腺組織を破壊する 皮膚を切開し汗腺組織を除去する
傷跡 残らない 残る
効果 半永久 半永久
ダウンタイム ほぼない ある
痛み 少ない ある
施術時間 40分〜60分程度 80分~120分程度
皮脂臭 効果あり 効果なし
手術後に皮脂の分泌が促進され皮脂臭が増大することあり
費用 330,000円 330,000円~440,000円

上記の表をご覧いただくと分かるように、ミラドライは傷跡が残らないだけでなく、ワキガ手術に比べてメリットの多い治療法です。
ミラドライについては『【ミラドライ】神戸三宮の神成美容外科(切らない多汗症・ワキガ治療)特徴・効果・仕組み』の記事で詳しく解説しています。
ワキガ手術の傷跡が気になる方は、こちらの記事も是非ご覧頂き、切らない治療法について検討してみて下さい。

神戸三宮周辺でわきが・多汗症治療なら神成美容外科へ!

神戸三宮周辺でわきが・多汗症治療なら神成美容外科へ!

今回は、ワキガ手術の傷跡について詳しく解説してきました。
ワキガ手術は効果の高い治療法ではありますが、術後の傷跡だけでなく十分な安静期間が必要など、患者様への負担は必ずしも軽くはありません。
当院では、数種類の治療方法をご用意させていただき、お一人お一人の患者様にあった技術とサービスを提供していく事を最優先にしております。
料金は全て一律、カウンセリングも無料で行っていますので、神戸三宮周辺でわきが(多汗症)治療をお考えなら、是非お気軽にご相談下さい。

当サイトの医師監修について

神成美容外科 上田直光 院長

上田直光 院長

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