ビューホット
ビューホットとは
ビューホットは特殊なRF(高周波)を汗腺組織のみにダイレクトに照射して破壊することで、わきが(腋臭症)・多汗症のお悩みを改善する治療器です。
皮膚に接する部分には特殊技術のクーリングプレートが採用されており、火傷を防ぐため皮膚の冷却を行いながら安全に治療が行えます。
患者様一人ひとりに専用のカートリッジニードル(針)を使用する為、感染症の心配もございません。
カートリッジニードルには30Gニードル(極細針)が36本並んでおり、ゴールドコーティングされている絶縁針のため、針の尖端のみからRFを出力する安全設計となっております。
汗腺組織以外へのダメージを最小限に抑えることで、治療後の腫れ・硬さ・凹凸等を極端に少なくし、治療後の固定も一切無い為、日常生活を制限する必要がないのもビューホットの大きな特徴です。
今までは切開が必要な手術方法しか選択肢がなかったため、わきが(腋臭症)の症状が気になるにもかかわらず治療を断念されていた患者様や若年層の患者様(小学校5年生~)にもオススメの治療方法です。
また、ワキだけではなく、デリケートゾーン(外陰部臭症・スソわきが)・乳輪周囲(ちちが)・手の平汗(手掌多汗症)・足の裏汗(足底多汗症)にも効果的で、手術では治療できなかった部位への応用も可能となりました。
治療時間が短く、身体への負担が少ない為、複数部位を同日治療する事も可能です。
ビューホットは、RF(高周波)による切らない多汗症・わきが治療です。
特殊なRFを汗腺組織のみにダイレクトに照射して破壊します。
汗腺組織以外へのダメージを最小限に抑えるため、治療後の腫れ・硬さ・凹凸・赤み等が極端に少なく、治療効果は多汗症のみならず、わきが(腋臭症)に対しても有効です。
上田院長よりビューホットについて
神成美容外科
院長 上田直光
以上の様に理想的な多汗症・腋臭症治療機ですが…。
開発者は日本人の医師で、先生の開発コンセプトそのままで製品化されていれば、今の世の中の様にミラドライ一辺倒になっていなかったでしょう。
多汗症は兎も角、当院でも腋臭症に関しては実際にミラドライⅠよりビューホットの方が治療効果が高かったです。
問題点は、先端に装着するカートリッジニードルの品質でした!
本来なら、針先のみ通電して他の部位は絶縁されている筈です。
それで、針を皮膚に刺しても皮膚には通電せず(影響を与えず)、皮下のエクリン腺・アポクリン腺のある深さのみに通電して破壊します。
ところが、カートリッジニードルの品質にムラがあるため針先以外の部位にも通電してしまい、皮膚に火傷を生じてしまう方がおられました。
製造元は正規のカートリッジニードルを使わないで生じた火傷に関しては責任が取れない云々と文書で通達していましたが、正規のカートリッジニードルを使って火傷を生じましたし、正規のカートリッジニードルを使って生じた火傷に対しても製造元は責任を取りませんでした…。
そうこうしている間に高出力バージョンのミラドライⅡが登場し当院も導入したため、ミラドライⅡの照射が可能で十分な効果が期待出来るワキ、デリケートゾーン(外陰部臭症・スソワキガ)、乳輪周囲(ちちが)には、ミラドライⅡでの治療をお勧め致します。
したがって、現時点で当院でビューホットを使って治療するのは、感覚神経を損傷してしまう危険性があるためミラドライⅡが照射出来ない、手の平汗(手掌多汗症)と足の裏汗(足底多汗症)のみです。
当院での治療の特徴
現時点で当院でビューホットを使って治療するのは、感覚神経を損傷してしまう危険性があるためミラドライⅡが照射出来ない、手の平汗(手掌多汗症)と足の裏汗(足底多汗症)のみです。
ビューホットでの治療でも出力によっては感覚神経を損傷してしまう危険性が高いため、手の平や足の裏の汗を約50%抑えるのを目標と致します。
出力を絞ってしまう関係で、ワキ、デリケートゾーン、乳輪周囲にミラドライⅡを照射する様な殆どの汗や臭いを抑える様な効果は期待なさらないでください。
なお、ビューホットの手の平や足の裏への治療はかなりの痛みを伴うため、麻酔科医師の管理下で静脈麻酔・全身麻酔をかけます。
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ビューホット 詳細
治療内容 | ビューホット | |
---|---|---|
麻酔 | 静脈麻酔、全身麻酔(麻酔科医管理下) | |
治療時間 | 両手の平60分+冷却20分 両足底60分+冷却20分 |
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処方薬 | 抗生剤・鎮痛剤・軟膏 | |
通院 | 経過診察 |
1ヶ月後・3ヶ月後 |
ダウンタイム (回復期間) |
腫れ・赤み |
2週間程度 |
痛み |
3日間程度(鎮痛剤でコントロール可能です) | |
内出血 |
数週間程度 | |
和感・知覚鈍麻 |
数ヶ月間程度 | |
拘縮・色素沈着 |
数ヶ月間程度 | |
清潔 | シャワー浴 |
治療当日から可能です。 ※患部に赤みがあるうちは優しく泡で洗い、ナイロンタオルなどの強い摩擦は控えてください。 |
入浴 |
治療翌日から可能です。 ※患部に赤みがあるうちは優しく泡で洗い、ナイロンタオルなどの強い摩擦は控えてください。 | |
制汗剤・シェービング |
使用は治療後2週間以上空けてください。 | |
注意事項 |
治療当日よりシャワー浴が可能ですので、患部を泡で優しく洗浄し、清潔な状態で処方した軟膏を塗布してください。 治療部位に小さな水疱・潰瘍・発疹が出ることもありますが、適切な処置を施すことで徐々に改善されます。 治療部位の血行が良くなると、腫れ・赤み・痒みが出たり増したりすることがあります。 そのため、治療後24間は、飲酒・激しい運動・長時間の日光浴・サウナなど高温の場所で長時間滞在は避けてください。 治療後効果が出ることによる、代償性多汗症が治療部位以外認められることもあります。 プールや海水浴などは1ヶ月以上空けてください。 |
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アフターケア | 皮膚表面に針痕の痂皮(かさぶた)形成と、カートリッジの治療痕が色素沈着することがございますが、治療後に処方する数種類の軟膏と内服薬を併用していただくことで、数ヶ月で改善します。 |
治療料金
診療項目 | 料金(税込) |
---|---|
ビューホット(手の平) 全身麻酔 |
¥440,000 ¥110,000 |
ビューホット(足の裏) 全身麻酔 |
¥440,000 ¥110,000 |
ビューホット(手の平+足の裏) 全身麻酔 |
¥660,000 ¥110,000 |