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反転剪除法(切開法)

反転剪除法(切開法)

反転剪除法(切開法)は、わきが治療の中で最も効果が高い方法のひとつです。

施術は、ワキの下を5cm程切開し皮膚を裏返し、臭いの元となるアポクリン汗腺を医師が目で見て確認しながら直接取り除いていきます。
医師が自分の目で確認しながら取り除いていくので、確実にアポクリン腺を切除でき、最も効果が高い治療法ですが、汗腺を100%除去することはできません。
大部分の汗を出すエクリン腺は約50~60%、においの原因となるアポクリン腺は約80~90%除去することができますので重度のわきが症(腋臭症)に対して確実性の高い方法と言えます。

わきの下のしわに沿って4~5cm程度皮膚を切開します。

わきの下のしわに沿って4~5cm程度皮膚を切開します

剥離した皮膚を反転します。

剥離した皮膚を反転します

直視下に汗腺を除去します。

直視下に汗腺を除去します

縫合します。

縫合します

剥離した皮膚がしっかりくっつくようにガーゼを当てて包帯で圧迫します。

剥離した皮膚がしっかりくっつくようにガーゼを当てて包帯で圧迫します

当院での治療の特徴(メリット)

当院では最大限に痛みを和らげるため、局所麻酔の前に笑気ガスを使用しております。
痛みに不安がある患者様でも安心して治療を受けて頂けます。

反転剪除法(切開法)は、長期的に見ても、大変効果が高く、重度のわきがに対して確実性の高い方法ではありますが、術後の傷痕など美容面の問題、十分な安静期間など、患者様への負担は必ずしも軽くはありません。

診察時に医師と充分に話し合うことが重要となります。
また、汗腺を見分ける経験や知識も必要な方法ですので、慎重なクリニック選びが重要になります。

当院は、数種類の治療方法をご用意させていただいております。

それぞれの治療方法についてメリット・デメリットをご説明させて頂き、患者様一人ひとりに最適な治療方法をご提案させて頂きますので、治療に対するご不安が解消されるまで、何度でもご質問・お問い合わせ下さい。

反転剪除法(切開法) 詳細

治療内容 反転剪除法(わきが切開法)
麻酔 笑気麻酔+局所麻酔
治療時間 120分
処方薬 抗生剤・鎮痛剤
通院
固定除去
3日~7日後
抜糸
1~2週間後
経過診察
1ヶ月後・3ヶ月後
ダウンタイム
(回復期間)
腫れ
数週間
痛み
数日(鎮痛剤でコントロール可能です)
内出血
2~3週間程度
ワキの色素沈着
6~12ヶ月程度
ワキの拘縮
数ヶ月程度
サポーター
(固定)
固定除去までご自身で外さないようにしてください。
日常生活は通常通り行っていただけますが、ワキを締めて腕を上げない様安静を心がけてください。
3日~7日後固定除去後も創部の抜糸が終わるまでは、ワキをあまり動かさず、極力安静にしてください。
清潔
シャワー浴
当日~7日間は固定部分を濡らさなければ可能です。
入浴
抜糸後から可能です。
注意事項 抜糸後、内出血・腫れ・むくみ・知覚鈍麻・知覚過敏等の症状がある場合は、1~3ヶ月ほど激しいスポーツなどはお控えください。
一時的にワキのひきつれ・プリーツ状の瘢痕拘縮があり、硬さが気になりますが、抜糸後よりストレッチやマッサージを行うと早く改善します。
ワキの色素沈着がありますが6~12ヶ月で徐々に改善します。早期に改善されたい方は、お薬を処方させていただくことも可能です(別途費用要)。
ワキ~前腕にかけて知覚鈍麻・知覚過敏が起こることもございますが数ヶ月で徐々に回復します。
アフターケア 術後約3日間ワキの下をガーゼ固定する為、3日後に御来院頂き、固定除去・消毒・診察をさせて頂きます。
その後、手術7~14日後に創部の抜糸をさせて頂きます。
ただし、必要に応じて固定・抜糸の時期を延長することもございます。その後は1ヶ月・3ヶ月後の検診となります。

治療料金

診療項目 料金(税込)
反転剪除法(わきが切開法) ¥330,000

当サイトの医師監修について

神成美容外科 上田直光 院長

上田直光 院長

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